「自分も1人でやっているので、ものすごく参考になりました。それだけで、まず今日来てよかったです」
「ホームページも動画も、自分の信頼を売るために作る。そんなことをやっている不動産屋はあまりいないから、地域で目立つと思います」
「経営者の温度感が100度だったら、スタッフは20〜40度だと思います」
2026年7月14日、福岡市博多区のホテル「THE LIVELY 福岡博多」で「不動産サミット2026 in 福岡」が開かれました。主催はブランディングテクノロジーで、同社が参加者を集めてオフラインのイベントを開くのはこれが初めてです。全国から57名の不動産事業者・関係者が参加し、トークディスカッションと交流会で、相続・空き家市場での売主集客や、少人数で成果を出す組織づくりについて語り合いました。
登壇したのは、株式会社神領不動産の高木いおり社長、株式会社Trusteeの中村優司社長、株式会社SUMiTASの吉田宏社長の3名です。今回は、会場入りから本番、交流会、打ち上げまで、運営側の一日に密着しました。
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目次
全国から57名が参加した、初めてのリアルイベント

不動産サミット2026 in 福岡は、住宅・不動産業界向けメディア「EsLab(エスラボ)」を運営するブランディングテクノロジーが企画したリアルイベントです。テーマは「相続・空き家市場の勝ち筋を学ぶ」で、第1部のトークディスカッションと第2部の交流会の2部構成で行われました。
第1部には、1人で粗利5,000万円を実現した神領不動産の高木いおり社長、3名で年商2億円を実現したTrusteeの中村優司社長、全国68店舗の不動産フランチャイズ本部を率いるSUMiTASの吉田宏社長が登壇しました。進行はブランディングテクノロジーの吉田聖也氏です。
参加したのは、全国から集まった57名の不動産事業者・関係者です。ブランディングテクノロジーはオンラインセミナーを数多く開いてきましたが、参加者が一堂に会するイベントは今回が初めてでした。
出典:不動産サミット2026 in 東京 ~大忘年会~|DeBo不動産営業研修プログラム https://www.de-bo.jp/estate/2855/
14:00 会場入り前:「全国の不動産会社がつながる場に」
午後2時、会場に向かう道すがら、進行役を務める吉田聖也氏に意気込みを聞きました。カメラを回すのは、同じく運営スタッフの金岡さんです。
「今日は福岡で不動産会社さんを集めてイベントをやる日です。57名の方に参加いただく予定で、集客を頑張って、どうにか集まってきました。SUMiTASの吉田社長、エスラボTVでもおなじみの神領不動産の高木社長、Trusteeの中村社長と、さまざまな方に出ていただくので、すごく楽しみです」
「オフラインで集まってイベントをやるのは初めてなので、ドキドキワクワクしています。不動産会社さんは地域の中では横のつながりがあると思うのですが、全国のいろいろなエリアでやっている会社同士のつながりはなかなかありません。そういった方々にとっても、いい交流の場になればと思います。うまくいけば、また継続的にやっていきたいです」
14:40〜15:15 準備とリハーサル:名古屋から駆けつけた登壇者とプロフィールカード
会場に着くと、登壇者の高木いおり社長がすでに到着していました。名古屋から飛行機で来たそうです。意気込みを尋ねると「そんな、恥ずかしいんだけど」と笑いながらも、カメラに応じてくれました。
14時45分からは登壇者との事前打ち合わせです。15時には、運営スタッフがプロフィールカードの準備に取りかかりました。カードは先に配っておき、参加者に記入してもらう段取りです。15時15分には、司会がマイクを持ってステージでリハーサルを行いました。
16:00 第1部:相続・空き家市場の勝ち筋を、実践者3名が語る

午後4時、第1部のトークディスカッションが始まりました。司会の紹介を受けて、まず高木いおり社長が登壇し、16時20分ごろからは中村優司社長、16時40分ごろからは吉田宏社長が加わって話が続きました。
前半のテーマは「地域密着不動産会社に学ぶ、相続・空き家市場の勝ち筋」です。1人で、あるいは3名という少人数で成果を上げている高木社長と中村社長が、相続や空き家に悩む売主からどのように相談を得ているかを語りました。後半のテーマは「売主獲得を実現する組織とマインドのつくり方」で、全国の加盟店を支える立場から、売主に選ばれる会社をつくるための人と組織の話が交わされました。
密着動画に収められているのは本編のごく一部です。トークディスカッションの内容は、会場に来られなかった方に向けて、後日オンラインでも配信されました。
出典:【無料特別配信!】福岡会場で満足度100%を獲得 相続・空き家市場の勝ち筋を徹底討論 実践者3名によるトークディスカッション|エスラボ https://eslab.branding-t.co.jp/2026/07/17/2345/
17:10 第2部 交流会:「1人でやっている方ばかりで、話せてよかった」

午後5時10分、会場を移して第2部の交流会が始まりました。スライドには「学びを、つながりへ。」の言葉とともに、プロフィールカードをきっかけに情報交換をしてほしいという案内が映し出されています。参加者は、あちこちで輪をつくって話し込んでいました。
参加者に感想を聞くと、登壇者の話に加えて、同じ立場の人と直接話せたことを挙げる声が続きました。
「今日のセミナーでは、不動産会社がこれからどうやって生き抜いていくのか、すごく勉強になりました」
「高木さんに憧れていたので、お会いできてすごく嬉しかったです。相続の不動産に特化していろいろ動かれている方なので、個人的にもお話ができて、とてもためになりました」
「一緒に頑張れる場というか、コミュニティを広げられたことがすごくよかったと思います。高木さんに会えたことも嬉しかったです」
「高木さんのお話は、自分も1人でやっているので、ものすごく参考になりました。それだけで、まず今日来てよかったです。いろいろな方がいる場に来ると、モチベーションがだいぶ上がります。1人でやっていると、寂しい感じになってしまうので」

高木社長自身も、交流会の手応えをこう話しています。
「ここは1人でやっている方ばかりで、そういう人とどうやってやっていくのかをお話しできて、とてもよかったです。私もすごく分かるのですが、動画に出たり顔を出したりするのには、すごく抵抗があります。恥ずかしいのは分かっていますが、出したほうがいいです。実家を相続したけれど、どうしたらいいか分からない人のお役に立つにはどうしたらいいか。ホームページと動画を通じて、それをやっていけばいいと思いました」
締めの挨拶では、運営スタッフが「初めて福岡でリアルイベントを開催させていただき、ここまで多くの方が集まるとは思っていなかったので、非常に嬉しく思います」と述べ、参加者からは「楽しかったです」の声が返ってきました。第1回の不動産サミットは、一本締めで幕を閉じました。
打ち上げで聞いた登壇者の本音:顔を出して発信する、経営者の温度感を伝える

イベントのあと、登壇者と運営スタッフは打ち上げの席へ移りました。機材の不調で音声が聞き取りにくい場面もありましたが、それぞれが一日を振り返っています。
高木いおり社長は、全国の「ソロリアルター」、つまり1人で不動産会社を営む人たちとの出会いを喜んでいました。
「すごく良かったなと思っています。私はソロで不動産屋をやっていますが、いろいろな人にお会いできたので、もっと全国のソロリアルターに会いたいです。恥ずかしいと思うのですが、ホームページも動画も、自分の信頼を売るために作ると、すごく効果的だと思います。なおかつ、そんなことをやっている不動産屋はあまりいないので、地域で目立つと思います」
中村優司社長は、参加者の多さと意見交換の熱量に触れたうえで、経営者に向けた一言を残しました。
「めちゃくちゃ良かったです。人数もたくさん集まってもらって、いろいろな意見も聞かせてもらいました。今もこうしてみんなで意見交換をしながら、福岡を盛り上げて、不動産業界を盛り上げて、空き家で困っている人もたくさん救えるかなと思います。一言あるとすれば、広告をやるときは自ら広告に出てください。誰かを使うのではなく、僕も出ていますし、うちのスタッフも出ています。顔を出してどんどん発信したほうが、お客さんも集まるし、信頼も高まります」
中村社長は、最後に吉田宏社長が話した採用の話と、地域密着でやっていくという高木社長の話が、とても勉強になったとも話していました。

吉田宏社長が語ったのは、経営者の思いをスタッフにどう伝えるかという組織の話です。吉田社長はまず、ほかの登壇者がそれぞれの考え方で集客をしていて、顧客へのアプローチにもいろいろなやり方があると分かり、すごく勉強になったと振り返りました。そのうえで、不動産業の特性に話を進めます。飲食店なら100人のお客さんが来れば、客単価に差はあっても売上は立ちます。一方の不動産業は、100人が来ても売上が立たないことがある仕事です。だからこそ、経営的な感覚を全スタッフが持っていないと厳しい業種だといいます。
「経営的な温度感を伝えていこうと思うと、経営者の温度感が100度だったら、スタッフは20〜40度だと思います。スタッフの温度感を100度にしようと思ったら、経営者が500度にならないと、スタッフは100度になりません。経営者の温度感を高めて、スタッフにその何分の1かが伝わる。そう思っていかないと、経営者が30度なのにスタッフが100度、ということにはやっぱりならない業種だと思います」
運営を終えて:「大成功」と、次の開催地は東京へ

運営に携わったブランディングテクノロジーのスタッフにも、初めての不動産サミットを終えた感想を聞きました。
「まず、めっちゃ楽しかったです。経営者の方も、不動産会社の方も、不動産会社向けにサービスを提供している会社の方も、実際に話してみると、この業界を盛り上げたいとシンプルに感じました。7年ぶりにお会いしたお客さんがいて、『あの当時は』という話ですごく盛り上がりました。この仕事をやっていてよかったと、すごく思います。成功か失敗かで言えば、大成功です」
悩んでいる不動産会社には「1人で悩まずに、いろいろ悩みをぶつけてみてほしい」と呼びかけていました。
イベントを取りまとめたスタッフは、手応えと改善点の両方を口にしています。
「こんなに多くの方に集まっていただいて、嬉しい声もたくさんいただけたので、本当に開催してよかったと思っています。成功しか考えられません。ただ、もっと改善できるポイントもあると思うので、より良いイベントにして、またお届けできたらと思います」
参加してほしいのは「成長意欲が高い人」だといいます。目指すものがあり、その悩みを解決するために来る参加者が多いからです。
次の開催地は東京です。
「今回の内容を改善しながら、皆さんがもっと参加しやすい形にして、受け取っていただくものも多くできるようにします。私たちも、どうにかそこをサポートしたい、どうにか支援をしたいという思いでやっているので、お悩みがあればご相談いただきたいです。こうした情報発信の場も、どんどん設けていこうと思っています」
次は東京で。不動産サミット2026 in 東京 ~大忘年会~のご案内
福岡の参加者が得た「同じ立場の仲間との出会い」と「実践者から直接聞く売主集客の考え方」は、たまたま生まれたものではありません。地域の中では得にくい全国の横のつながりと、現場の取り組みを率直に語る登壇者がそろったことで生まれたものです。
「売主からの相談を増やしたい」「相続・空き家分野を事業の柱にしたい」「少人数で売上と粗利を伸ばしたい」。こうした課題を持つ経営者に向けて、不動産サミットの次回を東京で開催します。
「不動産サミット2026 in 東京 ~大忘年会~」は、2027年に向けた売主獲得・集客の取り組みをテーマにしたトークディスカッションです。福岡に続いて高木いおり社長と中村優司社長が登壇するほか、株式会社もとやま不動産の本山真大社長、首都圏都市開発株式会社の小松廣之社長、株式会社Trusteeの辻侑真氏が加わります。ファシリテーターは吉田聖也氏が務めます。
開催は2026年11月26日(木)13:00〜15:00、会場はブランディングテクノロジー東京本社5F「PARK」(東京都渋谷区)です。会場参加は先着20名で、参加費は交流会(飲み放題付き)を含めて8,000円(税込)です。会場に来られない方に向けて、11月30日(月)、12月3日(木)、12月4日(金)の3回、無料の録画配信も行います。

全国の経営者と直接つながり、2027年の売主集客の打ち手を持ち帰る場として、ご参加をお待ちしています。ブランディングテクノロジーでは、これからも住宅・不動産業界の経営に役立つ情報を発信してまいります。



