ブランディングテクノロジーは、住宅・不動産業界を中心に、中小・地方企業のブランド構築やデジタルマーケティングを支援している会社です。不動産業界では800件の支援実績があります。この記事では、ホームページの新規制作やリニューアルを考えている中小の不動産会社に向けて、制作会社10社を目的別に比較します。
売却・相続の相談を増やしたいなら売却特化型、広告の受け皿をすぐ作りたいならLP、物件の反響を増やしたいなら物件検索システム型、まず低コストで始めたいなら低価格のプラン型・パック型が向いています。目的に合うタイプを先に決め、そのうえで費用と公開後の支援内容を比べると、候補を絞り込めます。
掲載したのは、不動産会社向けのホームページ制作を公式サイトで案内している会社です。
この記事でわかること
- 目的ごとに向いているホームページのタイプ
- 不動産会社向けのホームページ制作会社10社の特徴と費用
- 3年間の総額の出し方と、補助金を使うときの注意点
- 依頼する前に確認しておきたい項目
目次
01不動産会社のホームページはどこに頼めばよい?目的別の選び方

同じ不動産会社のホームページでも、売主を集めたいのか、物件の反響を増やしたいのかで、必要な機能も向いている制作会社も変わります。まず目的を1つに絞ると、比べる会社の数を減らせます。
表の「SEO」は、検索エンジンで自社のサイトを見つけてもらうための対策のことです。
| 目的 | 向いているタイプ | この記事で紹介する会社 |
|---|---|---|
| 売却・相続の相談を増やしたい | 売却特化型(SEO・コンテンツ制作に対応) | 博士.com、ブランディングテクノロジー、プロパティフォース |
| 広告の受け皿をすぐ作りたい | LP(ランディングページ) | ワンノブアカインド、不動産クラウドオフィス |
| 物件の反響・来店を増やしたい | 物件検索システム型 | いえらぶGROUP、日本情報クリエイト、サービシンク |
| まず低コストで自社サイトを持ちたい | 低価格のプラン型・パック型 | 不動産繁盛、ディープ |
売却特化型は、物件ではなく売主の悩みに答えるページを中心に作るホームページです。「〇〇市 不動産売却」「相続した家 売却」のような言葉で検索した人に見つけてもらうには、公開後も記事や事例を増やしていく体制が必要になります。記事を自社で書くのか、制作会社に頼むのか、頼む場合は別の契約や料金になるのかを、依頼の前に確認しておくと安心です。
広告やチラシから来た人に、査定依頼などの1つの行動だけをしてもらいたいときに作るのが、LP(ランディングページ)です。会社全体を紹介するホームページより短い期間で作れることが多く、広告の内容に合わせてページを用意できます。
物件検索システム型は、物件の情報を探しやすく見せ、問い合わせや来店予約につなげるホームページです。物件管理システムやポータルサイトとの連携で、物件情報を更新する手間を減らせるかが比べるポイントになります。
低価格のプラン型・パック型は、ページの構成や機能をあらかじめプランにまとめ、初期費用と月額費用を抑えて始める方法です。作り方はサービスによって違い、ディープはテンプレートを選ぶ形、不動産繁盛はトップページをフルオーダーメイドで作る形です。
02不動産ホームページ制作会社10社を比較表で比べると?
不動産会社向けのホームページ制作を公式サイトで案内している10社を、目的別に並べました。並び順は、前の章の表と同じ目的の順です。
表の「MEO」は、Googleマップで自社の店舗を見つけてもらうための対策です。「CMS」は、管理画面からページや物件情報を更新する仕組みを指します。
| 会社・サービス | 向いている目的 | 制作タイプ | 費用(公式の記載) | 運用サポート | 資料・詳細 |
|---|---|---|---|---|---|
| 博士.com(不動産売却査定サイト) | 売却・相続 | 売却専門サイト(クイック査定システム付き) | 公式サイトに記載なし(問い合わせ) | 毎月のアクセス報告、サポートプランで記事更新を支援 | 公式サイト |
| ブランディングテクノロジー(売却特化ホームページ制作) | 売却・相続 | オーダー型(戦略づくりから制作) | 個別に見積もり | 保守契約で運用チームが更新作業 | 資料DL |
| プロパティフォース(不動産売却ホームページ制作) | 売却・相続 | オーダー型(個別に提案) | 個別に提案 | SEOのための記事制作を継続して支援、Web広告にも対応 | 公式サイト |
| ワンノブアカインド(不動産LP制作) | LP | LP | 制作費:50万円〜(税抜) | リスティング広告の運用代行に対応 | 公式サイト |
| 不動産クラウドオフィス(集客専門不動産サイト) | LP | サイト型LP | 制作費:LPのみ15万円〜(税込・税別の記載なし)<br>月額:5,000円〜(税抜、物件50件以下) | 検索で上位をめざすSEO重視の設計 | 公式サイト |
| いえらぶGROUP(いえらぶCLOUD ホームページ制作) | 物件検索 | テンプレート型/オリジナル型 | テンプレートプラン:賃貸45万円〜、売買50万円〜、賃貸・売買60万円〜(税別) | 記事の執筆代行、MEOの運用代行 | 公式サイト |
| 日本情報クリエイト(WebManagerPro3) | 物件検索 | 作成ソフト(CMS)型 | 公式サイトに記載なし(問い合わせ) | サポートプランでコンサルタントが立ち上げと毎月の見直し | 公式サイト |
| サービシンク(Web制作・システム開発) | 物件検索 | フルオーダー型(スクラッチ開発) | 検索サイト600万円〜(参考価格) | 内部SEO、アクセス解析レポート、保守運用 | 公式サイト |
| 不動産繁盛 | 低コスト | プラン型(トップページはフルオーダーメイド) | エントリープラン:初期98,000円、月額14,800円(通常価格、税別) | 文章の変更など軽微な修正は、公開後も回数無制限 | 公式サイト |
| ディープ(不動産会社向けホームページ制作パック) | 低コスト | パック型(テンプレートを選ぶ形) | 月額11,000円〜(税込)、初期費用は見積もりで確認 | WordPressの保守、物件CMSを利用可能 | 公式サイト |
※各社の情報は、2026年10月27日時点の公式サイトと、エスラボの資料ダウンロードページをもとにしています。税込・税別の表記は各社の記載に合わせ、表記がないものはそのまま載せています。
同じ「ホームページ制作」でも、作り方の違いだけで、初期費用は数十万円から数百万円まで開きがあります。表で目的が合う会社を2〜3社に絞ったら、同じ条件で見積もりを取ると、費用と支援内容を並べて比べられます。
03不動産ホームページの制作費用はいくら?

制作タイプによって、初期費用も月額費用も大きく変わります。初期費用だけでなく、3年間の総額で比べることをおすすめします。月額費用が安く見えても、更新作業や記事の制作が別料金になっている場合があるからです。
3年間の総額は、次の式で出せます。
- 3年間の総額 = 初期費用 + 月額費用(利用料・保守費用)× 36か月 + 更新・記事制作などの追加費用
計算するときは、各社の金額を税込か税別のどちらかにそろえます。管理料が途中から発生するサービスもあります(たとえばワンノブアカインドのLPは、制作から1年後以降にサーバー・ドメインの管理料がかかります)。サーバーやドメインを別に契約する場合は、その費用も足しておく必要があります。
3-1制作タイプ別の費用の目安は?
この記事で紹介した会社が公式サイトに載せている料金を、制作タイプ別にまとめました。ほかのメディアの相場表ではなく、各社の公式の金額をそのまま並べています。
| 制作タイプ | 公式に記載されている料金の例 |
|---|---|
| 低価格のプラン型・パック型 | 不動産クラウドオフィス(ホームページプラン):月額5,000円〜(税別)<br>ディープ(制作パック):月額11,000円〜(税込)<br>不動産繁盛(エントリープラン):初期98,000円・月額14,800円(通常価格、税別) |
| テンプレート型(物件検索つき) | いえらぶCLOUD(テンプレートプラン):賃貸45万円〜、売買50万円〜、賃貸・売買60万円〜(税別) |
| オーダー型 | ディープ(オリジナルデザイン):100〜120万円程度(トップと下層10ページなどの目安)<br>ブランディングテクノロジー(不動産業界向けホームページ制作):10ページ140万円〜、15ページ180万円〜、20ページ250万円〜 |
| フルオーダー型(システム開発) | サービシンク:検索サイト600万円〜(参考価格) |
※2026年10月27日時点の各社公式サイトの表記です。期間限定のキャンペーン価格は載せていません。
プラン型・パック型は月額費用を払いながら使う形が多く、初期費用を抑えられます。オーダー型は会社の強みの整理やデザインから作るため、初期費用は高くなりますが、ページ構成を自社に合わせられます。物件検索の仕組みを一から開発する場合は、さらに費用と期間がかかります。
3-2月額費用はどれくらいかかる?何が含まれる?
この記事で紹介したプラン型・パック型では、月額費用は5,000円台から3万円弱までの例があります。不動産クラウドオフィスのホームページプランが5,000円〜(税別)、ディープの制作パックが11,000円〜(税込)、不動産繁盛が14,800円〜29,800円(通常価格、税別)です。
含まれる範囲は会社によって違うため、次の4つに分けて確認すると、見積もりを比べやすくなります。
- サーバー・ドメイン・SSL:サイトを置く場所(サーバー)、サイトの住所にあたるURL(ドメイン)、通信を暗号化して安全にやり取りする仕組み(SSL)の費用。制作会社の月額に含まれる場合と、自社でサーバー会社と契約する場合があります
- 保守:システムの更新や不具合への対応
- 更新代行:お知らせやページの修正を代わりに行う作業。回数や範囲に上限がある場合もあります
- SEO・コンテンツ制作:検索で見つけてもらうための記事の追加や、順位・アクセスの分析
たとえばディープの制作パックは、物件CMSの利用とWordPressの保守が料金に含まれ、サーバー・ドメイン・SSLは別契約と案内しています。不動産繁盛は、文章の変更などの軽微な修正を、公開後も回数無制限で受けると案内しています。新しいページの追加などは、別に見積もりになる場合があります。
3-3補助金を使ってホームページを作れる?
条件を満たせば、ホームページの費用の一部に補助金を使える場合があります。ただし、ホームページの制作費だけで申請できる制度ではないことが多いため、公募要領で確かめておく必要があります。
小規模事業者持続化補助金(一般型・通常枠)は、販路開拓のためのウェブサイトの制作費を「ウェブサイト関連費」として対象にしています。第20回の公募では、ウェブサイト関連費だけでの申請はできず、ほかの経費と一緒に申請する必要があります。ウェブサイト関連費の補助金の申請額は、30万円(税込)が上限です。申請の受付は2026年11月5日から12月15日までです。
IT導入補助金は、令和7年度補正予算の事業から「デジタル化・AI導入補助金」に名前が変わりました。ホームページの制作費がそのまま補助の対象になる制度ではなく、対象は事務局に登録されたITツールです。登録のルールでは、ホームページなどの制作ツールのうち、追加開発の費用が含まれるものは登録の対象外とされています。
補助金は、交付が決まる前に契約・発注した費用を対象にしないのが原則です。申請を考える場合は、制作会社に依頼する前に、最新の公募要領を確認してください。
※補助金の情報は、2026年10月27日時点の各事務局の公表内容をもとにしています。
出典:小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>第20回公募 公募要領(第8版)|小規模事業者持続化補助金事務局(商工会議所地区) https://r6.jizokukahojokin.info/doc/r6_koubover8_ip20.pdf
04問い合わせが増える不動産ホームページの条件とは?

目的が売却でも物件の反響でも、問い合わせが届くホームページには共通する条件があります。誰が対応するかが分かること、スマホで問い合わせやすいこと、地域名の検索で見つかること、公開後も更新を続けられることの4つです。
4-1担当者の情報は何を載せるべき?
代表やスタッフの顔写真、資格、地域での経歴を載せると、問い合わせる前に担当者のイメージを持ってもらえます。不動産の取引は金額が大きく、何度も経験するものではないため、誰が対応するかを気にする人もいます。
4-2スマホで問い合わせやすくするには?
フォームの入力項目を必要なものに絞り、電話をタップでかけられる、LINEで相談できるといった選択肢を用意します。物件探しも売却の相談も、スマホから始める人は少なくありません。入口を広げておくと、問い合わせの途中で手が止まる人を減らせます。
4-3地域名で検索されたときに見つけてもらうには?
「〇〇市 賃貸」「〇〇市 不動産売却」のような地域名を入れた言葉に合うページを用意し、Googleマップの店舗情報(Googleビジネスプロフィール)も整えます。地域で物件や売却先を探す人は、地域名を入れて検索することが多いため、地域の人の目に触れる機会が増えます。
4-4公開後の更新は誰が担当すればよい?
社内の担当者か制作会社か、どちらが、どのくらいの頻度で更新するのかを、制作の前に決めておきます。物件情報やお知らせが古いままだと、営業を続けている会社かどうかを読む人が判断しにくくなるからです。
不動産会社のホームページに入れたい機能は、次の記事で10項目に分けて解説しています。
05目的別|不動産ホームページ制作会社おすすめ10選
ここからは、4つの目的ごとに2〜3社を紹介します。費用と実績は、公式サイトやエスラボの資料ダウンロードページに記載がある範囲で掲載しています。
会社へ移動博士.comブランディングテクノロジープロパティフォースワンノブアカインド不動産クラウドオフィスいえらぶGROUP日本情報クリエイトサービシンク不動産繁盛ディープ
5-1売却・相続の相談を増やしたい会社におすすめの制作会社は?
売却特化のホームページを作り、公開後の記事づくりまで相談したい会社に向いている3社です。査定の仕組みとテーマ別のページを一度にそろえたいなら博士.com、自社の強みの整理から相続の集客まで相談したいならブランディングテクノロジー、公開後の記事制作や広告まで任せたいならプロパティフォースが候補になります。
博士.com(不動産売却査定サイト)
株式会社博士.comの、売却専門のサイト制作サービスです。約1分で査定額を表示するクイック査定システムと、売却に関する検索キーワードの対策を組み合わせています。住み替え、離婚、相続、空き家などのテーマ別のLPも作成します。
- こんな会社に向いている:査定の入口とテーマ別のページをまとめてそろえたい会社、毎月のアクセス報告や運用の相談を定期的に受けたい会社
- 費用:公式サイトに記載がありません。問い合わせで確認する必要があります。
ブランディングテクノロジー(売却特化ホームページ制作)
当メディアの運営会社であるブランディングテクノロジーの、不動産売却の集客に特化したホームページ制作です。売主の目線から会社の強みや魅力を整理してコンテンツにし、ホームページだけでなく、動画・査定サイト・ネット広告・LINEなどの売主との接点の改善も支援しています。相続に特化した専門サイトの制作にも対応しています。
- こんな会社に向いている:代表やスタッフの人柄、地域での実績など、自社の強みを売主に伝えたい会社。相続・空き家の相談を、売却の依頼につなげたい会社
- 費用:予算と要望に応じて見積もりを出しています。詳しくは資料でご確認ください。
- 実績:不動産業界で800件の支援実績があります。Webサイトの制作数は約7,200件です(2026年3月末時点、同社調べ)。

プロパティフォース(不動産売却ホームページ制作)
不動産業界専門のデジタルマーケティング支援会社、株式会社プロパティフォースのサービスです。「〇〇市 不動産売却」のような地域の言葉に加え、「空き家 買取」「相続 売却」など、売却のニーズごとにキーワードを設計します。
- こんな会社に向いている:公開後のSEO記事の制作を外部に任せたい会社、ホームページだけでなくWeb広告も相談したい会社
- 費用:要件に応じて個別に提案すると案内しています。
出典:私たちの強み・実績|ブランディングテクノロジー株式会社 https://www.branding-t.co.jp/company/usp/
5-2広告用のLPをすぐ作りたい会社におすすめの制作会社は?
リスティング広告やチラシから来た人を、査定依頼や問い合わせにつなげるページを作りたい会社に向いている2社です。広告運用まで同じ会社に頼みたいならワンノブアカインド、LPを検索からの集客にも使いたいなら不動産クラウドオフィスが候補になります。
ワンノブアカインド(不動産LP制作)
株式会社ワンノブアカインドの、不動産サービス専用のLP制作です。スマホでの見やすさを重視し、読む人の悩みを解決する流れでページを組み立てます。
- こんな会社に向いている:LPの原稿づくりから任せたい会社(文章の作成も依頼できます)、LPと一緒にリスティング広告の運用も頼みたい会社
- 費用:制作費は50万円(税抜)からです。制作から1年後以降は、サーバー・ドメインの管理料が月3,000円(税抜)かかります。
不動産クラウドオフィス(集客専門不動産サイト)
不動産会社向けのホームページ作成サービス「不動産クラウドオフィス」の、サイト型のLPです。1ページで完結する一般的なLPとは違い、複数のページをつなげて、検索結果の上位に表示されることをめざします。不動産売却、買取、相続、任意売却、空き家管理などのテーマで作れます。
- こんな会社に向いている:広告費をかけ続けずに検索からも問い合わせを集めたい会社、売却・買取など、テーマを絞ったページを小さく始めたい会社
- 費用:制作費はLPのみで15万円から、LPとコーポレートサイトのセットで30万円からです(税込・税別の記載はありません)。月額費用は5,000円(税抜)からで、物件50件以下の場合の金額です。
出典:不動産LP(ランディングページ)制作サービス|ワンノブアカインド https://www.one-of-a-kind.co.jp/hp/lp/
5-3物件の反響・来店を増やしたい会社におすすめの制作会社は?
物件検索を中心にしたホームページで、問い合わせや来店予約を増やしたい会社に向いている3社です。テンプレートとオリジナルの両方から選びたいならいえらぶGROUP、賃貸管理システムと連携させたいなら日本情報クリエイト、独自の検索システムを一から作りたいならサービシンクが候補になります。
いえらぶGROUP(いえらぶCLOUD ホームページ制作)
不動産業に特化した集客用ホームページです。地図検索や学区検索、お気に入り、来店予約フォームなどの物件検索の機能を備えています。テンプレートプランは、画像やコンテンツ、色を、プログラムを書かずに(ノーコードで)編集できます。
- こんな会社に向いている:まずテンプレートで早く公開し、必要な部分だけオリジナルにしたい会社。記事の執筆やMEOの運用も任せたい会社
- 費用:テンプレートプランは、賃貸45万円〜、売買50万円〜、賃貸・売買60万円〜です(税別)。オリジナルプランは制作内容によって異なります。
日本情報クリエイト(WebManagerPro3)
不動産会社向けのホームページ作成ソフトです。ドラッグ&ドロップでページを作り、パソコンとスマホの表示を同時に編集できます。同社の賃貸管理システム「賃貸革命」に登録した物件を掲載でき、物件情報流通システム「リアプロBB」とも連動します。サポートプランでは、Webコンサルタントが立ち上げから担当し、毎月の見直しも行います。
- こんな会社に向いている:賃貸革命・売買革命を使っていて、物件情報をホームページにそのまま載せたい会社。社内でページを更新しながら、コンサルタントの支援も受けたい会社
- 費用:公式サイトに記載がありません。問い合わせで確認する必要があります。
- 実績:全国1,939社の不動産会社が導入しています(2026年6月末時点)。
サービシンク(Web制作・システム開発)
不動産業界に特化したWeb制作・システム開発の会社です。物件管理システムとの連携や、ポータルサイトへの物件データの連携まで見越した設計を重視しています。制作は基本的にスクラッチ開発(一から作る開発)です。
- こんな会社に向いている:自社独自の物件検索や、基幹システムとの連携が必要な会社。公開後も、アクセス解析や改善の打ち合わせを続けたい会社
- 費用:参考価格として、コーポレートサイトは300万円〜、検索サイトは600万円〜です。オーダーメイドのため、見積もりで確認する形です。
物件の反響を増やしたあとは、問い合わせへの対応や追客の仕組みも大切です。反響への連絡が担当者任せになり、抜け漏れが気になるときは、CRM(顧客管理システム)の比較も参考になります。
出典:集客に強い不動産ホームページ制作・作成ソフト「WMP3」|日本情報クリエイト株式会社 https://www.n-create.co.jp/pr/product/wmp3/
5-4低コストで自社サイトを持ちたい会社におすすめの制作会社は?
初期費用を抑えて、まず自社のホームページを持ちたい会社に向いている2社です。物件数に合わせてプランを選びたいなら不動産繁盛、物件CMSとポータルへの一括掲載も使いたいならディープが候補になります。
不動産繁盛
株式会社ホワイトネットソリューションの、不動産専門のホームページ制作サービスです。エントリープランでも、トップページはフルオーダーメイドで作ります。物件を登録すると最寄り駅や地図の情報を自動で取得し、AIが物件の紹介コメントを作る機能もあります。
- こんな会社に向いている:物件数に合わせてプランを選び、月額で始めたい会社。公開後の文章の変更など、細かな修正を頼みたい会社
- 費用:通常価格は、エントリープランが初期98,000円・月額14,800円、スタンダードプランが初期148,000円・月額24,800円です(税別)。登録できる物件数は、エントリーが100件、スタンダードが1,000件です。期間限定のキャンペーン価格もあるため、最新の料金は公式サイトでご確認ください。
ディープ(不動産会社向けホームページ制作パック)
不動産専門のホームページ制作会社、株式会社ディープのパックです。業態に合わせてテンプレートを選び、同社の物件情報CMSで物件を更新します。スーモなどのポータルサイトへ物件情報を一括で掲載でき、お知らせやお客様の声などのページはWordPressで自社更新できます。
- こんな会社に向いている:物件の登録をホームページとポータルサイトでまとめたい会社。テンプレートで始め、必要になったらオリジナルデザインも相談したい会社
- 費用:月額は11,000円(税込)からです。初期費用はページによって表記が異なるため、見積もりで確認する必要があります。
- 実績:実績は450社以上です(2026年8月時点)。
出典:不動産専門のホームページ制作会社|株式会社ディープ https://www.deep-deep.jp/
06ホームページ制作会社に依頼する前に、何を確認すべき?

目的と予算、競合のサイト、見積もり、実績の4つに加えて、システムの連携範囲、公開後の担当、解約時の扱いを確認しておくと、依頼したあとの食い違いを減らせます。
- 目的と予算を決める:売主を集めるのか、物件の反響を増やすのかを1つに絞り、初期費用と月額費用の上限を決めます
- 競合他社のサイトを調べる:同じ地域の不動産会社のサイトを見て、自社が伝えるべき強みを整理します
- 複数社から相見積もりを取る:同じ条件を伝えて2〜3社から見積もりを取り、含まれる作業の範囲を比べます
- 制作実績を確認する:自社と近い業態・地域の不動産会社の事例があるかを確認します
- 物件管理システム・ポータルとの連携範囲を確認する:今使っている物件管理システムから物件情報を取り込めるか、ポータルサイトへ一括で掲載できるかを確認します
- 公開後の更新・SEOは誰が担当するかを決める:社内で記事やお知らせを更新するのか、制作会社に任せるのかを決め、任せる場合の費用も確認します
- 解約時にサイトやドメインを引き継げるかを確認する:ドメインの名義が自社か制作会社か、解約後もデザインや原稿を使えるかを、契約の前に確かめておくと安心です
ドメインの名義は、特に見落としやすい項目です。制作会社の名義のまま解約すると、長く使ってきたURLを手放すことになる場合があります。
07まだホームページを作り直さなくてよいかもしれない会社とは?
今のサイトに問い合わせが月に数件あり、更新もできている会社は、作り直しを急がなくてもよいかもしれません。サイト全体を作り直す前に、問い合わせフォームや掲載内容を見直すことで、反響を増やせる余地があるからです。
たとえば、フォームの入力項目を減らす、スタッフ紹介のページを加える、売却の相談ページを1つ作るといった改善は、作り直しより少ない費用で始められます。まずは今のサイトのどこで離脱しているかを確認してから判断しても遅くありません。
08不動産ホームページ制作のよくある質問
不動産ホームページの制作費用はいくらですか?
制作タイプによって大きく変わります。この記事で紹介した会社の公式料金では、プラン型・パック型は月額5,000円台から、オーダー型は100万円台から、独自の検索システムの開発は600万円からの例があります。詳しくは「不動産ホームページの制作費用はいくら?」の章をご覧ください。
制作期間はどれくらいですか?
この記事で紹介した会社の案内では、テンプレート型は最短2週間程度から2か月ほど、オーダー型は2〜6か月ほどです。独自の検索システムを開発する場合は、さらに長くなります。原稿や写真の準備にかかる時間も見込んでおく必要があります。
テンプレートとオーダーメイドはどちらがいいですか?
費用を抑えて早く公開したいならテンプレート、会社の強みに合わせてページ構成やデザインを決めたいならオーダーメイドが向いています。テンプレートでも、色や画像、一部のページを自社に合わせて変えられるサービスがあります。まずテンプレートで始め、反響を見てからオーダーメイドを検討する進め方もあります。
物件検索の機能は必要ですか?
物件の反響や来店を増やしたい会社には必要です。一方、売却・相続の相談を増やしたい会社では、物件検索より、売主の悩みに答えるページや査定の窓口のほうが重要になります。
自分で更新できますか?
多くの会社が、自社で更新できる仕組みを用意しています。たとえば、いえらぶCLOUDのテンプレートプランはノーコードで編集でき、日本情報クリエイトはドラッグ&ドロップでページを作れます。ただ、どのページまで自社で更新できるかは会社によって違うため、契約の前に確認が必要です。
ホームページからの問い合わせがほとんどありません。どうすればいいですか?
作り直す前に、担当者の情報、スマホでの問い合わせやすさ、地域名での検索、更新の状況の4つを見直す方法があります。欠けている点があれば、そこを直すことで問い合わせを増やせる余地があります。見直しの観点は「問い合わせが増える不動産ホームページの条件とは?」の章で紹介しています。
一括査定に頼らずに、売却の相談を増やす方法はありますか?
自社のホームページに、売主の悩みに答えるページを増やす方法があります。「〇〇市 不動産売却」「相続した家 売却」のような言葉に合うページや、売却事例、担当者の紹介があると、会社を知ったうえで相談してもらえる機会が増えます。売却特化のホームページを作る場合は、この記事の売却・相続の制作会社も参考にしてください。
ポータルサイトに掲載していれば、自社のホームページは要りませんか?
ポータルサイトと自社のホームページは、役割が違います。ポータルサイトは物件を探している人に広く見てもらえる一方で、ほかの会社の物件と並んで比べられます。自社のホームページでは、担当者の人柄や地域での実績、売却の相談窓口など、ポータルサイトでは伝えにくい情報を載せられます。
今のホームページをリニューアルするか、作り直すか迷っています
今のサイトに問い合わせがあり、更新もできているなら、まずは部分的な改善から始める方法があります。反対に、スマホで見にくい、自社で更新できない、目的とサイトの内容が合っていないといった場合は、作り直しを考える時期かもしれません。
09まとめ
ここまで、目的別のホームページのタイプと、不動産会社向けの制作会社10社、費用の目安、依頼前に確認したい項目を解説してきました。
- 売却・相続の相談を増やしたいなら、博士.com、ブランディングテクノロジー、プロパティフォースのような売却特化型
- 広告の受け皿をすぐ作りたいなら、ワンノブアカインド、不動産クラウドオフィスのようなLP
- 物件の反響・来店を増やしたいなら、いえらぶGROUP、日本情報クリエイト、サービシンクのような物件検索システム型
- まず低コストで自社サイトを持ちたいなら、不動産繁盛、ディープのような低価格のプラン型・パック型
気になる会社があれば、資料や公式サイトで、公開後の運用まで含めた支援の内容を確かめてみてください。売却特化のホームページの考え方は、エスラボのオンラインセミナー(無料・録画配信)でも解説しています。
不動産売却獲得セミナー!成約率が劇的に上がる売却特化ホームページ
ブランディングテクノロジーでは、これからも住宅・不動産会社のWeb集客に役立つ情報を発信してまいります。




