目次
- 第1章 外壁塗装業界の施主の動向
- 紹介・下請け依存から抜け出せない理由
- 施主418名のアンケートから見える購買プロセス
- 施主に最も響くキャッチコピーとは?
- 第2章 外壁塗装会社の集客方法9選
- 集客方法の一覧比較
- オンラインの集客方法7選
- その他の集客方法2選
- 自社に合った集客方法の選び方
- 第3章 LP×Web広告を組み合わせた集客
- LP×Web広告とは?
- Google検索広告とデマンドジェネレーションの役割
- 導入から配信開始までの流れと費用
- 第4章 成功事例の紹介
- ペイントプラザ様
- 株式会社トータルアート様
- よくあるご質問(FAQ)
- まとめ
- 無料資料ダウンロード
- 【外壁塗装業界向け】「LP×Web広告」で脱・価格競争!塗装会社の自社集客ガイド
- 無料相談・お問い合わせ
ブランディングテクノロジーは、中小・地方企業様のブランド構築やデジタルマーケティングを得意とする会社です。外壁塗装会社に向け、業界特有の課題を解決するための集客支援も行っています。この記事は、300社以上の塗装店・リフォーム会社のご支援を経験してきた当社のノウハウをもとに、塗装会社が取り得る集客方法を一つひとつ比較しながら、紹介や下請けに頼らない自社集客の進め方をご紹介します。相見積もりや価格競争から抜け出したいとお考えの塗装業者様は、ぜひご覧ください。
このような方におすすめの記事です
- チラシを撒いても反響が年々低下し、費用対効果に合わないと感じている
- 一括査定サイトに登録しているが、価格競争・相見積もりばかりで疲弊している
- Web広告を出稿してみたが、問い合わせに繋がらなかった
- 下請け比率を下げ、元請け比率を上げていきたい
第1章 外壁塗装業界の施主の動向
集客の手法を決める前に、まず知っておいていただきたいことがあります。それは、お客様である施主が、どのようにして塗装会社を選んでいるのかということです。
かつては、チラシと紹介があれば仕事が回っていた時代がありました。しかし現在では、施主の情報収集はそのほとんどがインターネットへ移っています。「検索して、比較して、納得してから連絡する」という行動が当たり前になった今、Web上に自社の情報がない会社は、そもそも検討の候補にすら挙がらないという事態が起きています。
この章では、なぜ紹介や下請けから抜け出しにくいのかという構造をお伝えしたうえで、弊社が実施した施主アンケートの結果をもとに、施主の実際の購買行動をご紹介いたします。
紹介・下請け依存から抜け出せない理由
多くの塗装会社様が、同じところでつまずいていらっしゃいます。集客手法を選ぶ前に、この構造を整理しておかないと、「流行っている施策を試してみたものの、効果が分からないまま止めてしまう」ということを繰り返すことになります。ここでは、代表的な3つの理由を解説いたします。
1.受注の波を自社でコントロールできない
紹介と下請けは、いずれも案件が発生するタイミングを自社では決められない集客経路です。元請けの工事量が減れば下請けの仕事も減りますし、紹介は出るときには出ますが、出ない月にはまったく出ません。営業努力によって増やせる性質のものではないため、職人の稼働計画や採用の計画が立てにくく、閑散期に赤字が出やすい構造となってしまいます。
その点、Web集客であれば、広告予算やキーワード、配信エリアを自社の判断で調整することができます。「来月は少し受注を増やしたい」「梅雨の時期は抑えておきたい」といったアクセルとブレーキを自社で踏めることは、経営の安定に直結すると言えるでしょう。
2.一括見積もりサイトは価格比較になりやすい
一括見積もりサイト、いわゆるポータルサイトは、掲載するだけで今すぐ工事を検討している層と接点が持てる、即効性の高い経路です。ただし、その構造上、施主は最初から複数社を比較する前提で問い合わせをしています。そのため、技術力や保証の内容ではなく、金額の多寡が意思決定の中心に置かれやすく、どうしても値引き合戦になりがちです。
さらに、1件あたりの紹介手数料は、本来であれば自社の利益となるはずのお金から支払われます。成約率が上がらないまま件数だけが増えていくと、「忙しいのに利益が残らない」という状況に陥ってしまいます。ポータルサイトならではのメリットもありますので、完全にやめる必要はありませんが、依存度を少しずつ下げ、自社経由の問い合わせの比率を高めていく設計が欠かせません。
3.チラシの反響率が下がっている
チラシやポスティングは、配布エリアを細かく絞ることができ、高齢の方にも届けられる有効な手段です。一方で、反響率の目安は一般に0.01%から0.3%程度とされており、1,000枚配布して問い合わせが1件から3件という水準になります。紙の単価と人件費が上がり続けている現在、この反響率だけに依存していくのは厳しくなってきました。
とはいえ、チラシが無駄になったわけではありません。実際には「チラシで会社の名前を知り、後日Webで検索して問い合わせる」という流れが非常に多く見られます。つまり、チラシは認知を広げる役割、Webは問い合わせを獲得する役割と、分けて考えるのが正解です。だからこそ、施主が検索した先に自社の受け皿となるページが用意されているかどうかが、そのまま反響数の差になって表れます。
施主418名のアンケートから見える購買プロセス
それでは、施主は実際にどのような順序で塗装会社を選んでいるのでしょうか。感覚や推測でお伝えするのではなく、弊社では実際に外壁塗装を経験された施主418名を対象にインターネットリサーチを実施し、購買行動の事実を調査いたしました。その結果、施主は大きく4つの段階を経て塗装会社を決定していることが分かりました。
施主の一連の購買プロセス

1.きっかけ|自発的な思いつきが約半数
外壁塗装の検討を始めたきっかけを伺ったところ、「自発的に思いついた」という回答が49.9%と、およそ半数を占めました。工事業者からの営業や、家族・知人からの指摘、近隣の工事を見て、といった外からのきっかけは、すべてを合計しても半分程度にとどまります。
これは、集客を考えるうえで非常に重要な示唆を含んでいます。つまり、顧客が動き出すタイミングは予測できないということです。営業をかけた月に反響が出るのではなく、施主が思い立ったその瞬間に、自社がそこに存在していられるかどうかが勝負になります。だからこそ、常時アプローチができる仕組みを持っている会社が有利になるのです。
2.情報収集|情報源は分散している
最も参考にした情報源について伺うと、家族・知人からの紹介、工事会社のホームページ、建てた会社のアフターサービス、情報サイト、一括見積もりサイトといった具合に、回答はきれいに分散する結果となりました。「ここだけ押さえておけば良い」という単一の勝ち筋は存在しないということです。
そのなかで、約17%の方が工事会社のホームページを直接確認しています。紹介や口コミで会社の名前を知った施主も、最終的にはWebで会社を調べます。ですから、Web上に自社の情報がないということは、それだけで機会損失につながっていると言えるでしょう。
3.比較検討|平均見積もり件数は1.86社
相見積もりが当たり前という印象をお持ちの方も多いかと思いますが、調査結果は少し違いました。平均見積もり件数は1.86社であり、56%の施主は1社からしか見積もりを取っていないという結果になったのです。これは、外壁塗装業界の集客を考えるうえで極めて重要な数字です。
つまり、最初に接触した1社で自社の魅力を伝えきることができれば、そのまま受注につながる可能性が高いということになります。逆に申し上げれば、最初の接点、それは多くの場合Webページですが、そこで「この会社に頼みたい」と思っていただけなければ、比較すらされないまま離脱されてしまいます。ページの作り込みが受注に直結する構造だとご理解ください。
4.最終決定|担当者の対応も鍵になる
最終的にその会社を選んだ理由を伺うと、見積もり金額と並んで「担当者の対応」が上位に入りました。さらに、紹介・口コミ、長期保証、定期サービス、自宅から近いことなども挙げられており、価格以外の要素が意思決定の過半を占めていることが分かります。
言い換えれば、安さで勝負をしなくても選ばれる余地は十分にあるということです。むしろ、見積もり時の対応や説明の丁寧さを通して、施主の中で業者は絞り込まれていきます。この部分を言語化し、Web上であらかじめ伝えられている会社こそが、価格競争から抜け出せる会社なのです。
施主に最も響くキャッチコピーとは?
同じアンケートの中で、最も好印象なキャッチコピーについても伺っています。結果は下記の通りで、最も支持を集めたのは「長持ちする技術で」といった技術力を押し出す訴求で、32.2%という数字になりました。一方、「どこよりも安く」という低価格を押し出す訴求は4.8%にとどまっています。
| 訴求タイプ | コピー例 | 好印象と回答した割合 |
|---|---|---|
| 技術力押し | 長持ちする技術で | 32.2% |
| 評価押し | お客様満足度●% | 15.8% |
| 強み押し | 地元で創業●年〜 | 9.8% |
| 実績押し | 年間●件の施工実績 | 6.0% |
| 低価格押し | どこよりも安く | 4.8% |
| イメージ押し | 新築を蘇らせる〜 | 3.3% |
この結果から分かるのは、施主は安さだけを求めているわけではないということです。むしろ、工事の結果を具体的に期待できる根拠を求めています。一級塗装技能士の在籍、自社施工の比率、保証の年数、施工実績の棟数、第三者機関による調査結果など、他社が簡単には真似できない事実を、どれだけ数字とともに言語化できるか。ここが差になってくるのです。
第2章では、こうした施主の動きを踏まえたうえで、実際に選択できる集客方法を一つひとつ比較していきます。
※本アンケートは、実際に外壁塗装を経験した施主418名を対象に、弊社がインターネットリサーチ形式で実施した意識調査です。詳細は無料資料ダウンロードよりご確認ください。
第2章 外壁塗装会社の集客方法9選
ここからは、外壁塗装会社が実際に選択できる主な集客方法を、一つひとつ見ていきます。それぞれに得意なことと不得意なことがありますので、自社の状況と照らし合わせながらお読みいただければ幸いです。
集客方法の一覧比較
まずは全体像として、費用感と成果が出るまでの期間、そしてそれぞれの役割を一覧に整理いたしました。
| 集客方法 | 費用感の目安 | 成果までの期間 | 主な役割 | 相性が良い会社 |
|---|---|---|---|---|
| 1.自社ホームページ | 50〜200万円 | 即日〜6ヶ月 | 信頼獲得・受け皿 | すべての会社 |
| 2.SEO・AIO対策 | 月0〜50万円 | 6ヶ月〜1年 | 資産としての集客 | 長期で安定させたい会社 |
| 3.Google検索広告 | 月20万円〜 | 即日〜3ヶ月 | 今すぐ層の獲得 | 短期で反響が必要な会社 |
| 4.デマンドジェネレーション | 月10万円〜 | 1〜6ヶ月 | 潜在層の育成・認知 | 商圏内の認知を広げたい会社 |
| 5.ランディングページ | 40〜100万円 | 即日〜3ヶ月 | 広告の受け皿・CV率向上 | Web広告を出すすべての会社 |
| 6.MEO(Googleビジネスプロフィール) | 月0〜10万円 | 2〜6ヶ月 | 地域検索・地図からの流入 | 地域密着型の会社 |
| 7.SNS運用・SNS広告 | 月0〜50万円 | 1〜6ヶ月 | ブランディング・親近感 | 施工写真を出せる会社 |
| 8.一括見積もりサイト | 掲載費+成果報酬 | 即日〜 | 今すぐ案件の確保 | 営業力に自信がある会社 |
| 9.チラシ・ショールーム・イベント | 配布3〜6円/枚ほか | 1ヶ月〜 | 認知獲得・対面接点 | 商圏が明確な会社 |
※費用は施策の範囲やエリアの競合状況によって大きく変動いたします。あくまで目安としてご覧ください。
オンラインの集客方法7選
1.自社ホームページ
ホームページは、あらゆる集客施策の母体となる存在です。広告から来た方も、チラシを見た方も、紹介で名前を知った方も、最終的には必ず一度は会社を調べます。ここが弱いと、他の施策に投じた費用がすべて目減りしてしまうことになります。
問い合わせが取れているホームページには、共通点があります。1つ目は「外壁塗装 地域名」で見つけてもらえること。2つ目は、施工事例と価格の考え方が明瞭であることです。施主が知りたいのは正式な見積もりではなく価格の相場ですので、算出のベースとなる金額と、その算出方法をお示しできると親切でしょう。3つ目は、問い合わせをした後の流れが具体的に書かれていることです。施主は外壁塗装に対して不安を感じていますので、その不安を解消することが問い合わせにつながります。
2.SEO・AIO対策
「外壁塗装 ○○市」や「外壁塗装 費用 相場」といったキーワードで検索結果の上位を取ることができれば、広告費をかけずに継続的な流入が得られます。一度上位を取ることができれば資産になりますので、長期的に見て最も投資対効果の高い施策のひとつです。ただし、成果が出るまでには半年から1年を要しますし、競合他社もこの領域には力を入れていますので、それなりの工夫とコストが必要になります。
近年は、これに加えてAIO(AI Optimization、LLMO とも呼ばれます)という視点も重要になってまいりました。生成AIによる検索や要約の結果に自社の情報が引用されるためには、施工実績や料金、保有資格、保証の内容といった情報が構造的に整理され、一次情報として明示されている必要があります。とはいえ、これはSEOで求められる要件とほとんど重なります。「自社の事実を、具体的な数字とともに、正確に書く」ということから始めていただければ十分です。
3.Google検索広告
第1章でお伝えしたように、施主が検討を始めるタイミングを予測することはできません。だからこそ、「外壁塗装 ○○市」と検索されたその瞬間に、検索結果の上部へ表示できる検索広告は、外壁塗装業界と非常に相性の良い施策だと言えます。SEOと違って即日から掲載することができ、配信エリアやキーワード、予算を自社で細かく制御できる点も魅力です。
注意点としては、クリック単価が高騰しやすいことが挙げられます。地域にもよりますが、目安として1クリックあたり約500円から1,000円程度が相場となっています。競合他社や大手の一括見積もりサイトと同じ枠を奪い合うことになりますので、広告文とリンク先のページの質が、費用対効果を大きく左右いたします。
4.デマンドジェネレーション
デマンドジェネレーションとは、YouTubeやDiscover、GmailといったGoogleの視覚的なサービス面に広告を配信し、見込み顧客の育成から顕在層へのアプローチまでを行う手法です。「そろそろ塗替えかな」「塗替えするのならどこに頼もう」と考え始めた段階、つまりまだ検索をしていない層に対してアプローチできる点が最大の特徴です。
また、クリック単価が低いことも見逃せません。目安として約10円から20円程度と、検索広告とは桁がひとつ違います。比較検討に入る前の方に接触できるため、競合との奪い合いになりにくいという利点もあります。
5.ランディングページ
ランディングページとは、コンバージョンの獲得を目的とした縦長のWebページのことを指します。主に広告からの着地ページとして利用され、他のページへのリンクが少ないこと、デザインの制限がないことが特徴です。そのため、伝えたい順番で、伝えたい情報だけをお見せすることができます。
同じ広告費を投じたとしても、着地先がホームページのトップページなのか、ランディングページなのかによって、問い合わせの数は大きく変わります。広告はお客様を連れてくる役割、ランディングページはお客様に決めていただく役割と、整理して考えていただくと分かりやすいかと思います。
6.MEO(Googleビジネスプロフィール)
Googleビジネスプロフィールは、Googleマップや検索結果に自社の情報を表示できる無料のツールです。登録も管理も無料で行えますので、地域密着型のビジネスである外壁塗装との相性は抜群だと言えるでしょう。
ここで重要になるのが口コミです。施主が見積もり依頼の前に確認することも多く、評価の内容がそのまま問い合わせ数に影響します。良い評価を得るためには、顧客満足度を上げる対応と施工を行うことが基本となりますが、もし悪い評価が投稿された場合にも、放置せず真摯に返信することをおすすめいたします。
7.SNS運用・SNS広告
施工前後のビフォーアフター写真や、職人の仕事ぶりといった素材は、SNSと非常に相性の良いコンテンツです。人生で何度も依頼することのない外壁塗装を、身近に感じていただけるというメリットもあります。
ただし、SNS単体で問い合わせを量産することは難しく、規約の変更によってアカウントが停止されるリスクもございます。本命となる集客経路の補助として位置づけ、ホームページや他の施策と併用していただくのが現実的でしょう。
その他の集客方法2選
8.一括見積もりサイト
掲載すればすぐに案件と接点が持てるという意味で、即効性の高い経路です。ただし、第1章でお伝えした通り、価格競争に巻き込まれやすく、手数料も発生いたします。短期的な売上の確保と割り切ってご活用いただき、並行して自社集客を育てながら、徐々に依存度を下げていくというのが定石になります。
9.チラシ・ショールーム・イベント
施工現場の近隣へのチラシ配布、ショールームの開設、勉強会の開催などは、デジタル施策だけでは届かない層に接触できる手段です。特に、工事をする周辺のご家庭へ「施工します」というチラシを配布する方法は、外壁塗装ならではの手法と言えるでしょう。
これらは成果を短期で測らず、認知施策として長期的に評価することがポイントです。ここで名前を覚えていただき、後日Webで検索して問い合わせをいただく、という流れをつくることができれば、オフラインとオンラインの相乗効果が生まれます。
自社に合った集客方法の選び方
集客がうまくいかない会社様の多くは、施策そのものではなく、「誰に向けた施策なのか」が曖昧なまま実行してしまっています。ここでは、施策を決める前に整理していただきたい3つのステップをご紹介いたします。
1.ターゲットを検討フェーズで分ける
施主は、その検討の進み具合によって、大きく3つの層に分けることができます。それぞれ目的も、有効な施策も異なりますので、下記の表で整理しておきましょう。
| 層 | 状態 | 目的 | 有効な施策 |
|---|---|---|---|
| 顕在層 | 塗装会社を探している | 塗装依頼の獲得 | ランディングページ/検索広告/一括見積もりサイト |
| 準潜在層 | 塗装会社について情報収集中 | 情報収集含めた塗装依頼の獲得 | ホームページ/SEO/AIO/MEO/SNS |
| 潜在層 | 外壁塗装の必要性に気づいていない | 社名の認知獲得 | デマンドジェネレーション/看板/チラシ/TVCM |
同じ広告費100万円であっても、顕在層を狙うのか、潜在層を狙うのかによって、目標とすべき獲得単価はまったく異なってまいります。投資する金額だけで判断するのではなく、どの層をいくらで獲得するのかを先に決めておくことが、失敗を防ぐことにつながります。
2.自社の強みを価格以外で言語化する
第1章でお伝えした通り、施主に最も響くのは技術力の訴求でした。一級塗装技能士の在籍、自社施工の比率、保証の年数、施工実績の棟数、第三者機関による調査結果など、他社が簡単には真似できない事実を洗い出し、数字とセットで整理してみてください。ここで棚卸しをした内容が、そのまま広告文とランディングページの骨格になります。
3.短期の施策と長期の施策を組み合わせる
SEOやAIO対策は資産になりますが、成果が出るまでには半年以上の時間がかかります。一方で広告は即効性がある代わりに、出稿を止めれば流入も止まってしまいます。ですので、広告で今の売上をつくりながら、SEO・AIOで将来の集客基盤を育てるという、二階建ての設計をおすすめいたします。
第3章では、このなかでも特に、初めて自社集客に取り組まれる会社様に最も再現性が高い組み合わせとして、ランディングページとWeb広告について詳しく解説いたします。
第3章 LP×Web広告を組み合わせた集客
LP×Web広告とは?
これまでの内容を踏まえますと、限られた予算の中で最も再現性高く反響を生み出せる組み合わせは、ランディングページとWeb広告を掛け合わせた形になります。弊社が全国の塗装業者様をご支援してきた中でも、最初に取り組んでいただくことの多い施策です。
外壁塗装における「正しい」Web集客戦略

構造そのものは、とてもシンプルです。まず、自社の魅力や技術力が伝わるランディングページを、着地先として用意します。そのうえで、「外壁塗装 地域名」と調べている本気度の高い層をGoogle検索広告で捕まえ、同時にデマンドジェネレーションによって、地域の潜在層から顕在層までを育てていきます。
この3つが揃って初めて、見つけてもらう、そして選んでもらうという流れが完成いたします。裏を返せば、どれかひとつが欠けても成果は出にくくなります。広告だけを出しても着地先がなければ受け皿がありませんし、ランディングページだけを作っても、そこに人が訪れることはないからです。
そして、思い出していただきたいのが、56%の施主は1社からしか見積もりを取っていないという数字です。最初に見つけていただき、そのページで「この会社に頼みたい」と思っていただくことができれば、相見積もりの土俵に上がることなく受注できる可能性が高まります。これが、この組み合わせが価格競争からの脱却につながる理由です。
反響につながるランディングページの構成は資料で図解しています
Google検索広告とデマンドジェネレーションの役割
Web広告と申し上げますと、検索広告だけを思い浮かべる方が多くいらっしゃいます。しかし、外壁塗装業界においては、検索広告だけでは比較的早い段階で頭打ちになってしまいます。理由は単純で、「そのエリアで、その月に、外壁塗装を検索する人の数」には上限があるからです。
Google検索広告とデマンドジェネレーションの比較

| 観点 | Google検索広告だけの場合 | デマンドジェネレーションを併用した場合 |
|---|---|---|
| 接触できる層 | 検索した人しか獲得できない | 検索前から接触でき、認知を高められる |
| クリック単価 | 約500〜1,000円 | 約10〜20円 |
| 競合との関係 | 競合他社や大手一括サイトと取り合い | 比較検討前に接触するため取り合いになりにくい |
| 流入数 | 検索経由の流入数には限界がある | 流入数を増やし、問い合わせの増加に貢献 |
そこで有効になるのが、先回りをしてから刈り取るという設計です。まずデマンドジェネレーションによって、検索をする前のユーザーに先回りして認知をつくります。そこで興味を持たれた方が「外壁塗装 ○○市」と検索をされたときに、検索広告で確実に捕まえ、ランディングページへご誘導して問い合わせにつなげます。この流れをつくることで、成果を最大化しながら、獲得単価の上昇も抑えることができます。
特に地域密着で事業を営まれている塗装会社様にとって、商圏の中で「あの会社、どこかで見たことがある」と思っていただける状態は、強力な武器になります。低単価で認知を積み上げられるデマンドジェネレーションは、看板やチラシに近い役割を、数値で効果測定できる形で担ってくれる施策だと言えるでしょう。
導入から配信開始までの流れと費用
「何から始めればよいのか分からない」というお声を多くいただきますので、弊社にてご支援させていただく場合の、標準的な進め方をご紹介いたします。
サービス導入から配信開始までの流れ

| Step1:初回打ち合わせ | 貴社の強み、商圏、現在の課題等をヒアリングし、最適なご提案を行います。 |
|---|---|
| Step2:LP制作 | 受注率を高めるノウハウと貴社の強みを詰め込んだ、貴社専用のLPを制作します。 |
| Step3:アカウント開設・入稿 | 最適なキーワード選定、クリック率の高い広告文の作成など、入稿を代行いたします。 |
| Step4:配信開始・運用改善 | 配信後、広告とLPの分析を行い、費用対効果の最大化を行います。 |
弊社の3つの強み
1つ目は、戦略から実行まで一貫してサポートできることです。ランディングページの制作からGoogle広告・デマンドジェネレーションの運用まで、すべて弊社で完結いたしますので、制作会社と運用会社が分かれることによる責任の空白が生じません。
2つ目は、外壁塗装業界に特化した成功ノウハウです。全国の塗装業者様のご支援実績が豊富にございますので、外壁塗装業界の特性に合わせた最適なキーワード選定と広告運用を実現いたします。
3つ目は、各種媒体の認定パートナーであることです。弊社は、Google広告の運用代理店の中でも特に優れた実績と知識を持つ上位3%の企業にのみ与えられる、Google公式の最高ランクの認定資格であるGoogle Premier Partnerに認定されております。あわせて、LINEヤフー Sales Partner Selectとしての技術力も有しており、中堅・中小企業様のデジタルマーケティング支援に特化した20年以上のご支援実績がございます。
第4章 成功事例の紹介
弊社のお客様から2社、成功事例をご紹介いたします。なお、月あたりの問い合わせ件数や獲得単価といった具体的な反響状況につきましては、記事末尾の資料に掲載しておりますので、あわせてご覧いただけますと幸いです。
ペイントプラザ様

| 種別 | 屋根・外壁リフォーム |
|---|---|
| 商圏 | 東京都町田市・相模原市エリア |
| ターゲット | 30歳〜60歳の一戸建て居住者の男女 |
| 実施施策 | LP制作/Google検索広告/YouTube広告 |
| インタビュー記事 | https://www.branding-t.co.jp/case/painting/10681/ |
ペイントプラザ様は、東京都町田市にある外壁塗装会社様です。ご支援を始める前は、Webからのお問い合わせがほとんどない状態でした。
そこで弊社では、「一級塗装技能士在籍」「施工実績5,000棟以上」といった同社の強みを言語化することから着手いたしました。さらに、第三者機関による一級建築士1,027名への調査を実施し、その結果を広告やランディングページのクリエイティブに反映しています。価格ではなく、品質と実績で選ばれる訴求へと切り替えたわけです。
施策としては、ランディングページの制作、Google検索広告、YouTube広告の3つを組み合わせて実施いたしました。現在では、Webからの反響が着実に積み上がってきております。
株式会社トータルアート様

| 種別 | 外壁塗装 |
|---|---|
| 商圏 | 神奈川エリア |
| ターゲット | 30歳〜60歳の一戸建て居住者の男女 |
| 実施施策 | LP制作/Google検索広告 |
| インタビュー記事 | https://www.branding-t.co.jp/case/painting/7923/ |
株式会社トータルアート様は、神奈川県川崎市で外壁塗装を手がけていらっしゃる会社様です。こちらの事例では、「手塗り一筋33年」「4,500件以上の施工実績」「ドローンによる無料点検」「ショールームの完備」「Google口コミ4.9」といった信頼につながる要素を整理し、ランディングページのファーストビューに集約いたしました。
自社施工であることと、職人の技術力を前面に出す設計としたことで、Google検索広告経由でのお問い合わせを獲得できております。
この2社の月あたり平均問い合わせ件数、問い合わせ獲得単価のレンジ、そして実際に使用したランディングページのファーストビュー画像につきましては、資料にてご確認いただけます。
よくあるご質問(FAQ)
最後に、外壁塗装会社様からよくいただくご質問について、お答えいたします。
Q1.広告費はいくらから始められますか?
A.月々20万円〜(手数料20%別)からを推奨しております。一定の予算で確実な反響をご確認いただいたうえで、徐々に拡大していく運用を行っております。また、状況に応じてランディングページの作成をご提案する場合もございます。その際は別途費用をいただきますので、詳しくは担当者にご相談ください。
Q2.どれくらいの期間で成果が出ますか?
A.施策によって異なります。Google検索広告は配信開始から比較的短期間で反響が発生し、デマンドジェネレーションは1ヶ月から6ヶ月で流入が積み上がってまいります。一方、SEO・AIO対策につきましては、6ヶ月から1年を見込んでいただく必要があります。広告で短期の反響をつくりながら、SEOで長期の基盤を育てるという組み合わせが現実的でしょう。
Q3.完成したLPの修正は可能ですか?
A.保守契約の締結が必要となりますが、可能です。写真の差し替え、テキストの変更、コンテンツの移動・追加など、柔軟に対応いたします。施工事例やお客様の声は、増えるほどランディングページの説得力が高まりますので、定期的な更新をおすすめしております。
Q4.運用レポートはどのような頻度でもらえますか?
A.基本的には月1回、月初に提出いたします。提出時期、頻度はご要望に合わせて柔軟に対応いたしますので、ご相談ください。
Q5.すでにホームページがありますが、LPは別途必要ですか?
A.Web広告に取り組まれるのであれば、ランディングページのご用意を強くおすすめいたします。ホームページは会社全体を伝えるための媒体であり、他のページへのリンクも多いため、施主が目的の情報にたどり着く前に離脱してしまいやすい構造です。ランディングページは問い合わせという1つの行動に絞って設計いたしますので、同じ広告費であっても問い合わせ数が大きく変わってまいります。
Q6.地方の会社でも効果はありますか?
A.効果は見込めます。むしろ、都市部よりも競合が少ないエリアでは、クリック単価が抑えられ、少ない予算で上位表示を狙いやすい傾向がございます。加えて、Googleビジネスプロフィールとの相性も良いため、地域密着を打ち出せる会社様ほど有利に進められるでしょう。
Q7.一括見積もりサイトはやめたほうがいいですか?
A.すぐにすべてをおやめになる必要はございません。短期的な案件の確保という点では、一定の役割があるからです。ただし、価格競争に巻き込まれやすく、手数料も発生いたしますので、自社集客の経路を育てながら、段階的に依存度を下げていくのが現実的です。自社経由の問い合わせが増えれば、利益率も、お受けする案件の質も改善してまいります。
Q8.AIO(LLMO)対策も必要ですか?
A.中長期的には必要になってまいります。生成AIが検索の入口となるケースが増えており、AIに引用されるためには、施工実績や料金の考え方、保証の内容、保有資格といった一次情報が明快に整理されている必要があるからです。ただし、これはSEOで求められる要件とほとんど重なりますので、まずは自社の事実を具体的な数字で正確に書くということから始めていただければ十分です。
まとめ
外壁塗装会社の集客には、実にさまざまな方法があります。しかし、そのどれを選ぶかということ以上に大切なのは、施主がどのように塗装会社を選んでいるのかを理解したうえで、施策を組み立てることです。
弊社が施主418名に実施したアンケートからは、検討を始めるきっかけの約半数が自発的な思いつきであること、情報源は分散していながらも約17%の方が工事会社のホームページを直接確認していること、平均見積もり件数は1.86社であり56%の方は1社からしか見積もりを取らないこと、そして決定の理由は金額だけでなく担当者の対応も鍵になることが分かりました。
これらを踏まえますと、最初に見つけていただき、その1社で魅力を伝えきることができれば、価格競争に巻き込まれることなく受注できる可能性は十分にあると言えます。そのために最も再現性が高い組み合わせが、ランディングページとWeb広告なのです。
紹介と下請けに依存した状態は、受注の主導権を他社に預けている状態でもあります。自社で集客の蛇口を持つことができれば、単価も、お受けする工事も、職人の稼働計画も、自社で設計できるようになります。まずは自社の強みを価格以外の言葉で言語化すること、そして、それが伝わる着地先を用意することから始めてみてはいかがでしょうか。
ブランディングテクノロジーでは、これからも外壁塗装の業界に特化した、お役に立つ情報を発信してまいります。これらの情報を活用して、皆様の事業がさらに発展することを願っております。
外壁塗装会社向け集客ノウハウ動画
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【外壁塗装業界向け】「LP×Web広告」で脱・価格競争!塗装会社の自社集客ガイド
相見積もりや価格競争から抜け出したい外壁塗装業者様向けに、施主418名アンケートの全設問データ、反響につながるランディングページの構成、デマンドジェネレーションの実際の配信面イメージ、成功事例2社の反響状況、予算別の獲得数シミュレーションまでをまとめました。
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